初めての方は、よろしければこちらをご覧ください


スポンサーリンク


こんにちは。

2017年が終わります。

苦しかった2016年、
2017年は再起の年になると思っていたのに
さらに私の母親としての忍耐が試される年になりました。

苦しくつらかったけれど、
人として勉強させてもらったという思いもあります。


昨日の朝日新聞の第一面に
「ひきこもる子は47歳。このままでは共倒れ」
という記事が載っていました。

長男は47歳。
長男が心に変調をきたしたのは大学受験がきっかけ。
第一志望の国立大に不合格となり、
不本意ながら別の大学に進んだもののすぐに実家に戻った。
以来、社会との接点をほとんど持たずに来たという。

人生を長く生きてきて、
沢山の経験や苦労をしてきた人が、
人は人、自分は自分、
自分らしく生きればいいと
歌やドラマや小説などで伝えてくれているのに、
相変わらず私たちは型から抜けられずにいます。

特に、子どもを持つ親たちは。

学歴が大事、
大学のレベルで就職ができるかどうか決まるとか、
生涯年収に差が出るとか、
親や子どもたちを不安にして追い詰める。

親もまた、子どもに勉強させようと、
脅しのような言葉を口にする。

そうして不本意な結果になった子どもたちのうち
いくらかの割合の子は絶望の淵に立つ。


勉強することは大切です。

受験で人生の方向性が決まるかもしれない。

だけど、人生が終わるわけではない。

生き方が変わるだけ。

もしかしたら、そのほうが楽しい人生になるかもしれない。

きっと神様のおみちびきだ。

そう楽観的に考えられるようになれたらいいね。


少なくとも親である私たちがそう考えていられれば、
それは子どもたちに伝わることでしょう。

人生何とかなる。


親が思うのと違う道を子どもが歩んでいくことを
やさしく見守ろう。

子どもが失敗しても親はおろおろすることなく、
大丈夫大丈夫、失敗したのが今でよかったねと声をかけよう。

親が望むとおりのことを子どもにさせるのではなく、
子ども自身の意志を尊重し、
選択させ責任を持たせる。


親はコルセットになってはいけない。

子どもの筋力を衰えさせるから。

親の支えがないと立っていられない人間にしてはいけない。

心配なことも多いでしょう。

ときには転ぶかもしれない。

でも、人生にはそれも必要。


息子の大学受験と休学を経験した親である私が今思うことです。


2017年を無事終えられることに感謝します。


このブログを読んでくれている皆様、ありがとうございました。

コメントを寄せてくれた皆様、ありがとうございました。

生きている限り困難は必ずあります。

楽しそうな笑顔のあの人にだって悩みはあるもです。

だからくじけずあきらめず生きてゆきましょう。



今日も読んでくださってありがとうございます。
2018年もどうぞよろしくお願いいたします。






にほんブログ村 子育てブログ 大学生以上の子へ にほんブログ村 受験ブログ 大学受験体験記へ にほんブログ村 主婦日記ブログ 兼業主婦へ



AD