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こんにちは。

この時期になると予備校の広告が目立ってきますね。

新3年生に向けてなのでしょうけれど、
息子が浪人しているので、
私はどうしても受験が思うようにいかなかった
浪人生の側になって切ない気持ちになってしまいます。


さて、今日はウェブニュースで目に留まった、
大学生5割超、読書時間0分=高校までに習慣なく―大学生協連
というものを取り上げたいと思います。

私がまず言いたいのは、その内容についてではなく、
データの信ぴょう性について。


発表されたのは「第53回学生生活実態調査」。17年10~11月、全国の国公私立30大学から回収した1万21人の回答を集計した。


とあるのですが、まずそのデータの元となった数です。

30大学1万21人というのが十分なのかどうか。

ちょっと調べてみたところ、
日本には779校の大学があり、
286万人の学生がいるようです。

まあ、その数が多いか少ないかは置いておいて、
調査された30大学は追跡調査なのかということが重要と思います。

つまり、調査年度によって30校の大学の中身が変わっていたら、
データは信用できないということになります。

各大学から集計したサンプルの数や割合によっても
影響を受けるはずです。


近年、中高生の読解力低下が取りざたされているので、
最初から読書時間は減っているだろうという前提の調査なんじゃないかと
私はついつい疑ってしまいます。

まるで検察が犯人だと疑った人間を
犯人に仕立て上げるために都合の良い証拠だけを提示するみたいに。

実際読書時間は減っているのだと思います。

でもどうせならもっとたくさんのサンプルで調査したらいいのに。

大学生ばかりが取り上げられているけれど、
大人はどうなのさ?

大人は忙しいって?

でも通勤時間とか休日とかあるでしょ。

まったく時間のない人ばかりじゃないし。


とまあケチをつけるのはこのくらいにしておきましょうか。

読書習慣というのは
ある程度家庭環境に影響を受けるかもしれませんね。

親が読書をするかどうかとか。

幼いころに読み聞かせしてもらったかどうかとか。

ここでも何度か取り上げていますが、
息子には読み聞かせをよくしてあげていました。

文字が読めるようになってからも、
本は楽しいものだと思ってもらいたくて、
夜寝る前に「ズッコケ三人組」シリーズを1冊、
かなりの時間をかけて読んであげたこともありました。

それから、小学生新聞や中学生ウィークリーなども
購読していました。

もっとも息子はそれらをほとんど読んでいなかったように思います。

親の、新聞くらい読む人間になってほしい
という気持ちでお金を払っていたようなものです。

幸いそういうことをしていたからか、
読書家になり、取説を読むのも苦に思わず、
毎日新聞に目を通す人間になりました。

だからといって今のところは特にその恩恵にあずかっていませんが、
活字を読むのが苦であるよりは、
好きな方が何かと役に立つような気はしています。

本を読むと、人の経験を自分のものとして取り入れることができます。

本じゃなくてもインターネットにはたくさん活字があふれていますから
情報収集能力向上のためにも文字を読むことが苦にならないよう
読書の習慣を身に付けることは必要かもしれません。


とここまで書いて何気なく読書離れに関することを検索していたら、
こんな論文をみつけました。

これが正式なものなのかどうかはよくわかりませんが。

明治大学図書館の貸し出し統計からみると、
明治大学においては大学生の読書離れは必ずしも読み取れないと書かれています。

そして、メディアによる「読書離れ」のイメージの流布があるのではないか
とも書かれていました。


まあ!私が考えていることと一緒じゃないの。

あまりメディアを鵜呑みにしないよう注意しましょうということですね。



今日も読んでくださってありがとうございます。
本を読んでいないと恐ろしいほど読めなくなります。
読書も運動も継続が大切です。



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