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こんにちは。
朝晩だいぶ気温が低くなるようになりました。
寝苦しいということが無くなりました。
昼間は暑くても帰る頃には涼しいので、
そろそろ衣替えも必要です。
あっという間に寒くなるんだろうな。
ちょっと前に、来年の手帳は「佐々木常夫手帳」にする、
なんて書いておりましたが、結局
「永岡書店のシンプル手帳」というものを購入しました。
それは、佐々木常夫手帳に、
この手の手帳としては決定的な欠点(と私が思う)があったからです。
それは何かというと、ぱたんと開かない、という点です。
開いたままにしておけない。
手で押さえていないと閉じてしまう手帳。
それは非常に使いづらい。
開いておけないノートがあったら使いづらいでしょう?
それと同じです。
もう一点。
見開き一ページの年間スケジュールがなかったこと。
YEARLY SCHEDULE
↑
こういうのね。
ガンチャートが1ヶ月半ページというのがちょっと残念だけど、
半ページあれば十分かもしれないので、
この手帳に決めました。
手帳売り場を見ていると、
最近は本当にたくさんの種類が並ぶようになりました。
特に、何かしら目的をもった手帳。
夢をかなえる手帳、というのが始まりだったでしょうか。
就活手帳というのはもう定番だし、
最近では勉強のための手帳とか、
朝活手帳とかママ手帳とか、
本当にありとあらゆる手帳が並んでいます。
でも結局ちょっとデザインが違うくらいで、
それほど大きな違いはないように思います。
*
図書館から借りてきた本、
「そして<彼>は<彼女>になった」はその日のうちに読んでしまいました。
この本は、「ツレがうつになりまして。」
の細川゙貂々さんの作品です。
この本で知ったのは、パートナーである深尾葉子氏も
親の問題を抱えていたことでした。
お母さんからずっと、
あんたを産んで
失明同然になって
手術で少しは見えるようになったけど
フツウの日常生活は無理で
前のお父さんは早く死んじゃうし
二番目のお父さんは何の助けにもならなかったし
ということをずっと言われ続け、
それでもお母さんためにはどうすることがいいのか考え、
お母さんのかごに一生入っている覚悟で生きていたという。
私のブログを読みに来てくださっている人の中にも
そのような方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そしてまた、娘を自分のカゴに入れてしまっている人も。
オカムスと言われた、「お母さん、娘をやめていいですか?」みたいに。
友だちみたいに仲良しの母娘っていうのも、
案外半分そういうことになっていそうな気がしないでもありません。
そして、もう一冊の「ありのままの私」。
まだ四分の一程度しか読み進めていませんが、おもしろい。
安富氏が女性装をするようになった過程がかかれているのですが、
大学教授だけあって分析していることに非常に納得がいきました。
ああ、わかる!と思った箇所を一部抜き出してみましょう。
*
男物は、スーツなり、さっきのアイビーの基本セットを着るなりすれば、それで誰だってソコソコに見えます。ところが女子の場合は、誰かのやっているコーデをそのまま持ってくると、あら不思議、あわないのです。どうあがいても、自分にあった服を、自分にあった組み合わせで着る必要があります。そして多くの女性は日々、全知全能を傾けて、このミッションに取り組んでいます。
*
ああそうだなあと思いました。
そして化粧について書かれている箇所でも納得できたことがありました。
*
とはいえ、何をどうやっていいのかわからないので、塗りすぎになって化物になるのは、避けがたいところでした。それでも、試行錯誤していくうちに、なんとなくわかってきたのです。
なにがわかったかといいますと、「自分に向かって化粧しないとダメ」ということでした。「自分でないものに向かって化粧する」と、決してうまくいかないのです。
たとえば私の顔は当然ながら、男っぽいのです。身体的には男ですから。なので、「女装」しようとすると、女っぽくなろうとする方向に、化粧するわけです。これは当然に見えますが、大きな間違いなのです。
なぜかというと、「女」という「自分でないもの」を目指して化粧しているからです。でも残念ながら、自分でないものには、どうやってもなれないのです。当たり前ですけれど。
(中略)
さて、この状態で、悪魔の方程式の教えに従って、自分自身ではなくなるようにお化粧してしまったら、一体どうなるでしょうか。そうなると、「美しく」なろうとして自分自身からどんどん離れていくわけです。そうすると、ありのままの姿からますます離れ、ますます醜くなっていきます。ますます醜くなると、ますます美しくなろうともがいてしまい、ますます自分ではなくなっていき、ますます醜くなる。この悪循環の果てに、厚化粧の「化物」ができてしまうのではないか、と私はかんがえています。
*
ひゃ~、すごい分析力です。
そして、私もそう感じていたのです。
ときどき街で見かける女装している男性は、
女性が滅多に身に付けないような洋服を着て、
やたら色っぽい身のこなしだなと。
女の人は逆にそこまでいかにもの洋服をきないし
腰を振って歩いたりしないよと。
そして、私が付箋をつけた箇所。
上記の引用で(中略)したところにあります。
そこにどのようなことが書かれていたかというと、
劣等感についてです。
この劣等感をどこから人は手に入れたのかというくだりで、
*
私の考えではそれは、自己反省という人間の大切な能力の副作用のようなものではないかと思います。その反省する力を、他人が悪用すると、「劣等感」になるのではないかと。
まあ、それは単なる推論です。
*
みなさん!
「反省」ですよ。
どこかで見ましたね。
そうです、「反省させると犯罪者になります」です。
私が読んできた本がどんどんつながっていきます。
多くの方々の言っていることが同じで驚きます。
なのに私たちの世の中は「学歴エリート」(安富氏の著書から引用)に牛耳られているので
私たちにそのことが届くことはありません。
怖いですね〜面白いですね〜
*
息子からLINEが来ました。
カセットボンベがどこにも売っていないという。
そんな馬鹿な。
スーパーでもホームセンターでもどこにでもあるはずだけど。
台風が近づいてきて売り切れたか?
無いというからじゃあうちにあるのを送ってあげることにしました。
食料も一緒に入れて送ろうかな。
今日も読んでくださってありがとうございます。
本の文章を書き写すの、結構大変(笑)。
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