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こんにちは。

とっくに退院したのに
すっかりご無沙汰してしまいました。

その間にコロナウイルスがどんどん蔓延して、
日々戦々恐々としております。


去年脳梗塞を発症して以来、
抗血小板薬を服用しており、
処方してもらうために近所の内科医院に通っているのですが、
そのために内科を受診するのはとってもいや。

入院した病院から1か月分の薬をもらっていて、
来週再受診するので、
そこの病院で薬を処方してもらおうと思っているところです。

その病院は風邪の患者さんが行くようなところではないので、
比較的ウイルス感染する可能性は低いと思うのです。


入院した時のことも書こうと思っていますが、
今日は入院していた時に読んだ本のことなどを紹介いたします。



私が入院したのは循環器内科。

そう、ドラマ「恋はつづくよどこまでも」の舞台と同じですw。


長くなってしまうので、
入院した時の話は、あとあと・・・・



で、具合が悪かったわけではないので、
読書にいそしみました。



読んだのは、こちら。


鴻上尚史さんの、「孤独と不安のレッスン」

孤独と不安のレッスン (だいわ文庫)





銀色夏生さんの、「力を抜いて」

力をぬいて




yur.3さんの、「28文字の片づけ」

28文字の片づけ ― 読むだけで捨てられる。いつの間にか心までスッキリ。




それからまだ途中ですが、
よしもとばななさんの、「人生の旅をゆく」

人生の旅をゆく (幻冬舎文庫)



です。

そんでもって、
よしもとばななさんのエッセイが途中なのに、
その後に読んでしまったのが、

本田健さんの、「なぜ、あの人はいつも好かれるのか」

なぜ、あの人はいつも好かれるのか (王様文庫)



この手の本はもう読まないと思っていたのですが、
書店でぱらぱらとめくっていて
(手に取ったのかよ!)
目に留まった個所があったのです。

それは、



引きこもりは、ポジティブな親が影響している



というところ。


え?!

って思いませんか?

それでこの本を読んでみたのです。


この部分を引用してみますね。



 実は、引きこもりになる子どもがいる家庭でも、「強迫観念」が大きなキーワードになっています。
 引きこもりとは、「出る」というエネルギーと、「引きこもる」というエネルギーが綱引きしている状態です。引きこもりの子どもがいる家庭の多くには、とてもポジティブな家族がいます。社会的に大活躍していたり、エネルギー過剰な人が多かったりします。
「社会に出て活躍することこそ人生だ」
 と確信している親と、
「そんなことないよ」
 ということを身をもって示す子どもとの、“綱引きのような戦い”。それが引きこもりでもあるわけです。

 引きこもりの問題を解決するには、父親や母親のエネルギーが下に抜けないといけません。そういった人たち自身が、往々にして、
 「社会的に活躍しなくてはいけない」
 という強迫観念を持って人生を生きています。
 だからこ、そ子どもは、
 「そんなことないよ」
 ということを、自分を人質にして親に知らせるという行為に出るのです。これが引きこもりなのです。
 親は、
 「うちの子の引きこもりさえ治れば、何の問題もないのに」
 と思っています。そういう考え方、生き方が問題なのに、それに気がついていません。



親って、頑張っている姿を見せたら、
子どものためになると思っている節があって、
それが逆に良くないってことなのでしょうか。


先日NHKで放送された、ノーナレ。




父親に原因の一端があったようにも思えました。

全部のひきこもりの原因がそうだとは思いませんが、
引きこもりの背景に厳格な父親がいるケースが
多くあるというのは以前にも聞いたり読んだりしたことがあります。

親の背中は良くも悪くも反面教師になることがあるのですね。


確かに、親御さんは立派なのに子どもは・・・・

ということや、

どうしてあんなひどい親からこんな立派な子が・・・

ということがありますよね。


教員をしている知人から似たような話を聞いたことがあります。



他にも気になった個所があったので、
少し抜き出してみます。



 たとえば、親がポジティブだと、家族のバランスを取るために子どもはネガティブになりがちです。そして成長してからも、ポジティブな人に対して苦手意識が先に立ち、そういう人には、「自分は全然、理解してもらえない」といじけがちです。
 あるいは、神経質で、いつもイライラしているお姉さんのとばっちりを受けていた人は、「ああいうふうには、なりたくないな」と思い、できるだけおおらかで人当たりのいい人になろうとします。



■「期待」されると愛がさめる、モチベーションが下がる

 オープンな期待であれ、隠れた期待であれ、人は期待されると、まず「面倒くさい」と感じるものです。
 これを一番実感できるのは、親子関係ではないでしょうか。
 たとえば、久しぶりに実家に帰った子どもが一番聞きたくない言葉は何かというと、
 「次、いつ来るの?」です。
 親は「次に会えるのが楽しみだ」という意味で口にするのですが、子どもからすると、「また、いつ来てくれるかを、今ハッキリと明示してから帰るべし」と言われているように感じるのです。
 期待された瞬間、「うわっ、面倒だな」と感じるのが人間というものです。これは、どれだけ愛し愛されている関係であってもそうです。

 たとえば、「君のことを愛しているよ。で、君は何を僕にしてくれるの?」と言われたら、途端に愛が冷めるし、「君はよくやっているよ。で、次はどれだけ売り上げてくれるの?」と言われたら、急にモチベーションが百分の一まで下がります。
 一方で、無条件に愛されていたり、受け入れられていたりすることを感じると、「この人のために何でもやってあげたい」という気持ちになります。
 そう考えれば、「期待がどれだけ人間関係をダメにするか」を知っておく必要があることがわかるでしょう。



むむう。

難しいですねー。

確かに、と思うところはありますけれど。



そんなこんなで本を読みながら
いろいろと考えさせられたのでした。



今日も読んでくださってありがとうございます。
早くマスクとアルコール消毒液が手に入るようになりますように。





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