息子を心配する気持ちもだいぶ薄れてきました。

特に用事もないのでこちらから連絡することも控えていましたが、
先日、大学生協から電話があり、
あるものを受け取りに行っていないことが発覚。 

受け取りに行かなくても息子は困らないのでしょうけれど、
生協の人は困っているだろうから早く受け取りに行くようにと伝えました。

大学生になって2か月半。
そうそう急激に変わるわけもなく、
徐々に大人になることを待つことにいたします。


ということで、たまにはLINEでも送ってみようかと、
「ニュースポーツって、どんなことやってるの?」
と投げかけてみました。

返信ありましたよ。

「ちゃんとご飯食べてるの?」とか、
「大学には行ってるんだろうね」とか、
そういうことは意識して言わないようにしています。

大会前に、「がんばってね」とか「どうだった?」とかも言いません。

頑張ってと言ったところでどうなるわけでもなく、
結果は部の掲示板を見ればわかることだし、
良い結果なら「よかったね!」くらい言ってもいいけれど、
「残念だったね」なんて言われたくないだろうし。

そのへんのさじ加減は私自身が感受性の強い人間だったので
なんとなく似たような息子の気持ちはわかるつもりです。

だから私の母の、
何かあるとすごく心配して何度も電話して来たり、
言われたくないことを言って来たりするところがちょっとねー
と思ったりしています。


私のその行為は、井戸に石を投げいれるようなものです。

井戸をのぞいても、水があるのかないのかわからない。
だから小石を投げいれて音がするかどうか確かめる。
みたいな。

そこまで子供に気を遣うか?と思うけれど、
親子といえども別々の人間ですから、
いえ、親子だからこそ関係が破たんすれば
修復が難しくなります。

親子だからこそ、こうあってほしいみたいなのがありますよね。
あきらめきれないというか。


今朝の私の投石は、
ネコの写真と「おはよー」。

電車に乗っている8時半ごろに送りましたが、
すぐに既読になったのですでに起きていたようです。

私が大学生のころは1時2時まで起きていて、
朝はなかなか起きられなかったから、
息子は立派なものです。

そんなことで?

ええ、そんなことで。


では恒例、過去の息子日記をどうぞ。




2006年4月2日

高校まで一緒だった友人から、久々にメールがありました。

娘さんが大学に合格したって。

それが、すごいところばかり。

彼女は子どもが受験だからと、元旦の同級会に参加しませんでした。
子どもがまだ小学生の私には理解できませんでしたが、
今日のメールで、友人の気持ちが少し理解できたような気がします。

子どもと友人は、一体だったんだろうなって。

母と娘というより、ふたりで同じ目的にむかって
一緒にボートを漕いでいたんだろうって。
それは、ボートを漕ぐ娘を応援するんじゃないんだって。

友人は、私の親しい友だちの誰より早く結婚し、出産しました。

お子さんがまだ2歳くらいの頃に遊びに行ったとき、
すでに英語のテープを聴かせていました。

教育熱心だったんですね。

「育てたように、子は育つ」

と言われます。

さらに教員をしている友人いわく、「子どもは親のようにしかならない」とのこと。

ということは、息子は私のように好き勝手に生きていくということでしょうか?

今、図書館から 「お母さんは勉強を教えないで」 という本を借りて読んでいます。

友人からのメールと、この本を読んで、
ほったらかしにしていちゃいけないかもしれないな、とあらためて思いました。

子どもは、やはり親が導いてあげないと。

いろいろ考えさせられることが多い、この頃です。

最後にあらためて、

合格おめでとう! 




友人の子は一浪して旧帝大に入学しました。

他に合格した私大はどこだったかな。
忘れてしまいました。

この時は何学部だったのかわかりませんでしたが、
ずっと後になって何気に名前を検索したら研究者として出てきたので、
医学部保健学科だったようです。


今日も読んでくださってありがとうございます。
今思うと、10年前に友人の気持ちなんてちっともわかっちゃいなかった。

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